合気姿勢を教えるとは、合(愛)気付けなり

マザー・テレサ

今回のソラニ体操と合気姿勢を伝える為の旅の初日を、11月3日文化の日(正確には天長節、明治天皇誕生日)に執り行うことができました事、本当に幸運でした。

ここでは、合気姿勢について、お話します。

ソラニ体操は、明確な蘇生術ですが、
合気姿勢は、正当な処世術です。

ストレスにより、人々は、
強力で柔軟な自律神経を歪ませてまで、
病気を発症させてしまうわけですが・・・。

では、
敗戦後ますます増えたストレスの実態は
何でしょう?

これについては、まともな考察が
一切されて来ませんでした。

ストレスの基点は、何ですか?

それは、怒りです。

実は、
それは人間関係の基点でもあるんです。

敗戦後、急速に、そして、今、
完全に無くなったものが、正当な怒りの発露の喪失なんです。

その為、その生命を維持する怒りエナジーは、
あられもない方向に飛び散り、他人を、己を
傷つけ始めているのです。

義憤を含め、正当な怒りは、
金銭的、あるいは、出世上、マイナスでしょう。

しかし、それでいいのです。

最初に、申したように、
合気姿勢は、正当な処世術。

ヘラヘラ生きる一般の処世術とは、
訳が違います。

正当な処世術、合気姿勢を学べば、
金銭的、出世的に、マイナスでも、健やかに過ごせます。

義憤を含め、正当なる怒りの発露を取り戻し、
健康と、まともな社会の育成に己を掛けてみたい人だけが、私の実践講演会に集えばいいのです。

合気姿勢は、
合気道のための姿勢と誤解した人が、私のことを、合気道をやっている人なので、
もっと、丸い人と思っていましたが、そうじゃ、ないんですね。と言われました。

やらせの予定調和の合気道を見過ぎたのでは、ないでしょうか?

塩田剛三先生は、優しく、厳しい方でした。

それでこそ、人間です。

今時の偽善者は、愛しか連呼しませんが、
愛は、正当な怒りの発露を失っていない人の特権です。

愛のマザーテレサも大変、厳しい人と聞いています。

講座初日の第一部でも申したように、
合気姿勢を教える」とは、より正確に申せば、
本物の愛の発露のため、正当な怒りの発露が出来る仙骨の状態を維持出来る身体づくり。

それこそが、まさに<合気が出る>身体づくりであり、
合気姿勢を教えるとは、「合気付け」に他なりません。

本日

赤坂のHotelで朝3時の起き、準備をし、6時に出て、東京駅発、こだまに乗り込み、新幹線最終地、岡山に向かっています。

この後、
岡山、四国、熊本に、ソラニ体操を指導し、希望者には合気付けを行ってまいります。

金銭、出世が第一でない方、
ヘラヘラが好きでない方、
真実が好きな方、

お集り下されば幸いです。