背中からも、邪気を出せ!
その昔、橋本 敬三(はしもと けいぞう、1897年福島生まれ)という東洋施術、操体法を仙台を拠点に広めた立派な西洋医がおった。
この画期的な操体法(儂も愛用)は簡単で強力だが、整形外科は採用しない。
簡単に、腰痛が治るからだ😎
さて、その療法はシベリア抑留から帰された1948年に完成したが、普及し出したのは、1977年。
この療法が東北で普及し、医療費が3割減ったという伝説さえあるが、その時、彼は80歳。
それから15年、95歳で、老衰で亡くなられた。
彼が、操体法を完成したのが50歳。
普及に30年掛かっている(全国的には無名ではあるが)。
東北大の医学部出身で医師免許を持ってしても、こうである。
まさに、30年戦争やね😎 御苦労さんでした。
それにしても、橋本氏よくロスケに、3年間も冬はマイナス40度のシベリアに抑留されて生きて帰って来てくれて、本当に有り難い😎
しかも、彼はそこで、つくづくと日本文化の素晴らしさを痛感している。これも有り難い。
ところで、合気姿勢に大事なチリケ(散り気)についても、橋本氏は造詣が深い。
彼は、小児の病気はチリケ(身柱)に小児ばりを打てば治るというが、
読んで字のごとくチリケは「散る気」のこと。
小児もストレスから身体に邪気を持つ。
それを足や頭からでなく、背中から抜けと、橋本氏は言うわけやな。
小児に効くものは、大人にも効く。
ここから邪気を出せるようになると、初めて、胸が開くぞ😎!
合気姿勢の基本や😎!
by Ryusei Saegusa